知りたいときにすぐわかるネコの病気リスクを可視化「うちのねこといっしょ™」シリーズ販売スタート!

知りたいときにすぐわかるネコの病気リスクを可視化「うちのねこといっしょ™」シリーズ販売スタート!

ネコ目線の検査方法、検査時のネコへの負担を大幅軽減

ネコにとっての使いやすさを妥協せず追求し、安心・安全な猫用品を販売している株式会社クロス・クローバー・ジャパン(本社:岩手県盛岡市、代表取締役:太野 由佳子)は、体外診断薬メーカーのセルスペクト株式会社(本社:岩手県盛岡市、代表取締役兼CEO:岩渕 拓也)と共同でネコの疾病リスクを迅速にチェックするための検査キット「うちのねこといっしょ™」シリーズを、5月30日(火)から予約受け付け、6月16日(金)より販売を開始します。本アイテムは、麻布大学の島津德人教授の監修により設計されました。

背景

『nekozuki』はこれまで、ネコが闘病中に使用する術後の傷口をなめるのを保護するため首に巻いて使うエリザベスカラーや、闘病中のネコが食べやすい介護用の食器など、健康や介護を意識した商品をいくつも開発しています。

1990年のネコの平均寿命は5.1歳ですが、2022年には15.66歳にまで伸びています(一般社団法人ペットフード協会調べ)。ネコの寿命が伸びたことで病気が増えました。例えば腎臓病、糖尿病、尿路結石、歯周病等のネコが増えています。こうしたネコの病気は、これまで動物病院でしか調べることができませんでした。

ネコは人間のように言葉を話すことができません。また、ネコは忍耐強いので、病気がよほどひどくなるまで表情や態度で表すことはしません。そのため、特に大きな異常が感じられるまで、飼い主は敢えて病院を受診するきっかけがありませんでした。しかし、この検査キットにより、住み慣れた自宅で手軽に検査できるようになりました。病気リスクが確認された場合、すぐに動物病院に行くことで早期治療につながることが期待されます。

「うちのねこといっしょ™」プロジェクト3つの特徴

①いつでも⼿軽に⾃宅で簡易検査が出来ます

②検査結果からネコの歯周病、腎臓病、糖尿病などのリスクが色でカンタンに判定できます

③夏公開予定のアプリでネコの健康データを蓄積し、その結果によって健康指導が受けられるようになります

ネコの歯周病リスク検査キット「おくちあーん」2回分(価格:3,980円(税込)一回あたり検査費用1,990円)

綿棒にネコの唾液を取り、それを試験紙に当てることで酸性かアルカリ性なのか、あるいは出血していないかを測定することができます。この検査結果によって、歯石ができやすいかどうか、あるいは歯周病リスクの可能性を早期に判別することができます。この検査キットは全国約60の動物園・水族館で導入されている「口腔検査キット」を基に、ネコ用に特化した仕様としてカスタマイズしました。

ネコの尿検査キット「おしっことるよ」2回分(価格:3,980円(税込)一回あたり検査費用1,990円)

従来のネコの尿採取は、ネコが尿をしている最中に試験紙を尿がかかる部分にかざす、おたまのような器具で尿をすくうなど、ネコにもヒトにも負担が大きいものでした。「おしっことるよ」は、ネコがおしっこをした後、ハンコを押すように検査キットをペットシートに押しあてるだけで済みます。そのため、ネコに負担をかけず、飼い主も手を汚さずに尿を採取することができます(特許出願中)。

ネコの飲み水の水質検査キット「おみずちょうだい」2回分(価格4,500円(税込)1回あたり検査費用2,250円)

カルシウムやマグネシウムが多く含まれる硬水は結石を誘発し、腎臓病になるリスクが高まります。これは、人間よりもネコのほうが影響を受けやすい体内構造となっているからです。飲み水は、長期間にわたり、同じものを摂取することが多いので、普段、ネコがどういった水を飲んでいるかを検査するキットを開発しました。色でカンタンに硬水、軟水を知る事ができます。
関連性が高いと思われる歯周病・腎臓病・糖尿病などのリスクについて3つの検査キットをセットで使用することで、ネコさんがかかりやすい病気のリスクを包括的に検査できます。

※「うちのねこといっしょ™」ネコ用検査キットは医療用の体外診断薬ではありません。予防、治療、診断には使えません。ご体調が不安な際は、最寄りのかかりつけ医にご相談ください。

イラスト中心のわかりやすいマニュアル

これまでのネコ用のおくすりや検査キットの説明書は、一般の飼い主にとって、決して理解しやすいものではありませんでした。そこで今回、私たちはイラスト中心の説明書で、簡単にわかりやすいものを作りました。イラストは当社の大学で美術を学んだスタッフが描きました。

今後の展開

この夏には、検査キットと連動するアプリを公開する予定です。このアプリに飼い猫の健康データを取り込むことで、ネコの体調管理が容易になります。がんリスク、ストレスチェック、遺伝子検査による病気の体質傾向など、年内に順次追加していきます。また、シリーズとして飼い主さん用の検査キットの販売も予定しています。シリーズの名称通り、まさに「うちのねこといっしょ」に飼い主の健康も改善したいと考えています。

「うちのねこといっしょ™」プロジェクト ECサイトの概要
https://kurokuro.jp/c/list/together-with-my-cat

セルスペクト株式会社について

代表取締役兼CEO 岩渕 拓也(いわぶち たくや)

新規バイオマーカーの臨床開発を主事業としている体外診断薬メーカー。全国の大学研究機関と積極的に産学連携をしており、最近は国民皆歯科検診の適用拡大を目指した、歯周病スクリーニング検査のためのPOCT(迅速臨床検査)キットの開発を推進している。「けんさの窓口®︎」による検体検査事業、感染症POCT検査キット事業が好調。第9回ものづくり日本大賞優秀賞、地域未来牽引企業(経済産業省)

会社概要: 株式会社クロス・クローバー・ジャパン

代表取締役 太野 由佳子(ふとの ゆかこ)

ネコが大好き過ぎて勤めていた会社を辞め2005年に岩手県で起業。大好きな猫の仕事をできる!とワクワクした気持ちで盛岡市内に店舗を出すも、なかなかお客さまは訪れず売上ゼロの日もありました。夜はスーパーマーケットでレジ打ちアルバイトをしてなんとか食いつなぐ日々でした。

たまたま、はじめたEC販売で売れ始め、徐々にお客さまが増えました。当初は仕入れ販売を行っていましたが、お客さまの困りごとを解消する商品は世の中には無く、「無いなら私が作るしか無い!」とゼロからの商品開発を2008年からスタート。岩手の材料・岩手の職人とともに開発した商品群を2010年にオリジナルブランド「nekozuki(ねこずき)」内でメーカーからお客さまへ直接販売をはじめました。

商品開発のタネはわたし自身の困りごととお客さまから寄せられる困りごとです。同じ1人の猫好きとして、大好きな猫たちの役に立ちたい。猫の遣いの気持ちでnekozukiを岩手から世界へと広げ、世界中の猫の困りごとを解決するのがわたしたちの使命です。

2022年「nekozuki商品開発室」を立ち上げ専門家の協力を得ながら、ネコの生態研究を深めています。将来の夢は「ネコと人間が共生できる家を、ゼロからプロデュースすること」。地域未来牽引企業(経済産業省)、東北アントレプレナー大賞(東北ニュービジネス協議会)グッドデザイン賞5回受賞。

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